仕事と子育ての両立の「不安」を「できる」に変える

育休後の職場復帰に向けた準備講座

3つの特長

  • 仕事と家事・育児の両立をパートナーと協力して取り組む方法・考え方を身につける
  • 社会的背景や制度について基本的知識を習得する
  • 育休復帰後の仕事について、具体的なアクションを学ぶ

クライアントの声

育休後の職場復帰準備セミナーをご依頼いただいた

滋賀県 長浜市役所様 担当 小川様

「多くの気づきがあり1つでも試して行動しようと思える研修でした!」

研修というよりイベントみたいに楽しくグループワークに取り組めましたし、「楽しく参加している」中で自然と学べていたことが印象的でした!
石倉先さんは参加者にとって立場が近いということもあり、職場復帰への不安の軽減につながった研修でした!

育休後の職場復帰に向けた準備講座をご依頼いただいた

労働組合 JAM京滋様 西岡様

「テキパキ・ハキハキとテンポよい進行がよかったです!」

“仕事と子育ての両立”に向けて何をどう準備したらいいか、参加者と同じ目線の高さから話をしていただけました!
特に実体験からのお話がとても具体的でわかりやすく、参加者の不安軽減にもつながってよかったです!

「育休後の職場復帰に向けた準備講座」の背景と狙い

現在、女性の育休取得率は8割〜9割で推移しており、多くの企業において女性が育休を取得するという点においては環境が整備されつつあります。

2012年の『中小企業での育児短時間制度が義務化』や、2016年の『女性活躍推進法施行』などの法整備が進み、政府の「女性活躍推進により経済活性化の方針」が追い風になったといえます。

しかし一方で、育休後に職場復帰し就労を継続する女性が増えたということは、パートナーと共働きする家庭が増えたということでもあります。その結果、現場ではこのような課題が顕在化しています。

  • 育休復帰後に向けての当事者の準備不足
  • 育休取得社員のキャリア形成支援や両立支援制度利用に対する会社側の正確な情報不足
  • 育休取得する部下への適切な支援に対する上司のノウハウ不足

このような課題が解決されない中、政府は女性だけでなく『男性の育休取得率の向上』に向けて『育児・介護休業法の改正』を可決しました。

企業としては、今後まもなく、女性も男性も当たり前のように育休を取得するようになることを踏まえ、法改正のポイントや育休制度の使い方を研修や講座などで社員に周知することとともに、育休取得後にスムーズに職場復帰できる環境の整備といった行動を今すぐに取ることが求められています。

 

今回の法改正において企業がおさえておきたいポイントは次の3つです。

  1. 周知・意向確認の義務
  2. 出生時育休制度の創設
  3. 1000人超の大企業における男性育児休業の取得率公表の義務化

また、それぞれ施行時期が異なっており、

  • 2022年4月に『周知・意向確認の義務』
  • 2022年10月に『出生時育休制度の創設』
  • 2023年4月に『1000人超の大企業における男性の育児休業の取得率公表の義務』

と段階的に施行されます。

企業はこの間に、男性の育児休業取得率を上げるための環境・風土づくりや本人・上司の支援準備をすることが求められます。

ポイント1育児休業を取得しやすい雇用環境の整備にむけて事業主には次のいずれかの措置が義務化

育休取得がより円滑に行われるよう、事業主には次のいずれかの措置が義務化されます。

  1. 育児休業・産後パパ育休に関する研修の実施
  2. 育児休業・産後パパ育休に関する相談体制の整備等(相談窓口設置)
  3. 自社の労働者の育児休業・産後パパ育休取得事例の収集・提供
  4. 自社の労働者へ育児休業・産後パパ育休制度と育児休業取得促進に関する方針の周知

出所:厚生労働省『育児・介護休業法 改正ポイントのご案内』

また2022年10月の『出生時育休制度の創設』改正のポイントは次の点です。

ポイント2育休制度をカスタマイズして利用できるようになった

育休取得期間はこれまでと同じですが、育休取得の期間・時期などをそれぞれが柔軟にカスタマイズして取得できるようになりました。

育休制度を利用しながら仕事と子育ての両立をどのように実現するかについて、パートナーとともに計画を立てる機会も必要となります。

厚生労働省が掲げる育児・介護休業法改正による“育休制度のカスタマイズ利用”のイメージ

出所:同上

今回、2022年4月『周知・意向確認の義務』は、大企業・中小企業を問わずすべての事業者に適用されることもポイントの1つです。

研修や講座では、育休取得スケジュールについて具体的な計画を立て、ディスカッションする機会を設けることや、また立てた計画をパートナーと話し合えるような内容にすることも有効といえます。

講座の特長

特長1等身大ロールモデルの講師によるファシリテート

滋賀マザーズジョブステーションで年間400名以上の女性キャリア相談に応じるキャリアコンサルタント責任者であり、自身も1男1女の母・第2子の保活では待機児童を経験した等身大ロールモデルの講師として、当事者と同じ目線に立ってレクチャーやワークを行います。

特長2円滑な職場復帰に向けた具体的な準備やノウハウを学ぶ

仕事と育児・家事の両立、パートナーとの育児・家事の分担、職場との関係構築やコミュニケーションの取り方など、職場復帰に向けた具体的な準備やノウハウを学びます。

特長3行動変容をもたらす参画型グループワーク

ただ話を聞くだけではなく、アクティブラーニングと呼ばれる参加者同士のディスカッションやワークといった『アウトプット学習』を積極的に織り交ぜることで深い学びと気付きを提供します。参加者の育休復帰後への不安を軽減し、研修後の行動変容につなげます。

プログラム例

目的 子育て中、または配偶者が出産予定の男性社員、子育て中または出産予定の女性社員が、育児やキャリア形成等について考えるとともに、育児休業の取得時の心構えや、仕事と育児・家事の両立のノウハウを学び、職場復帰に伴う不安を解消する。
期間 時間:2時間/1回
回数:3回
※開催回数は、基本的には3回ですが「1回でお願いしたい」などご意向に沿った提案も可能です。お気軽にご相談ください。
対象者
  • 配偶者が出産予定の男性社員
  • 産休取得予定の女性社員
  • 子育て中の社員とその配偶者(育児休業中の職員を含む)
  • 育休取得中(取得予定)の部下を持つ上司・人事担当者
講座の内容(一例)
  1. キャリアについて
    1. 女性のキャリアを取り巻く社会的背景
    2. 子育て期が女性のキャリアに与える影響(マミートラック)
    3. 男性の育児・家事への関わり方とその重要性について
  2. 仕事と子育ての両立について
    1. 子育てしながら仕事においてもいきいきと活躍するために必要なこと
    2. aを実現するための家庭でのパートナーとの役割分担を考える
    3. 共働き家庭が子育てを乗り切るための具体的なノウハウ
  3. 具体的アクションについて
    1. 具体的に家庭での復帰後の生活について夫婦で話し合う
    2. 今後の具体的アクションを整理する

※講座の内容は一例です。
※ヒアリングの上、参加者のニーズやご要望に沿って決定いたします。

料金 ご相談の上、決定します。

ご依頼の流れ

Step.1ウェブフォームからお問合せ

こちらのお問合せフォームからお問合せください。
お問合せフォーム

Step.2初回ヒアリング(無料)

ヒアリングさせていただき、最適なプログラムを提案します。
参加者のニーズ、話してほしい内容、話してほしくない内容などもお聞かせください。

Step.3 (必要に応じて)2回目の打ち合わせ

必要に応じて、ZOOMの使い方練習、当日の流れの確認、プログラムの調整など行います。

Step4.講座当日

リアル、オンライン、またはハイブリッドにて開催します。
参加者の層や、その場の空気感に合わせた臨機応変な対応を行い、学びを最大化します。